書籍刊行情報
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- 2022年06月20日 朝日新聞に書評が掲載されました
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(ブックエンド)一挙3冊で社会に回答
https://www.asahi.com/articles/DA3S15327533.html
4月25日から6月1日までの約1カ月で、言語学者・川原繁人さんの本が3冊出た。短期間の2冊はよくあるが3冊は珍しい。発行順に『言語学者、外の世界へ羽ばたく』『音声学者、娘とことばの不思議に飛び込む』『フリースタイル言語学』。なぜこ…
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- 2022年05月03日 新刊『言語学者、外の世界へ羽ばたく』 正誤表
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お詫びと訂正
新刊『言語学者、外の世界へ羽ばたく』の表紙・カバー・帯の著者のお名まえに誤植がありました。著者と読者の皆さまに深くお詫びし訂正させていただきます。
なおすでに購入された方でカバー・帯の交換を望まれる方はsandoyumiko6@gmail.com へご住所・お名前をお知らせくだされば、新しいカバー・帯をご郵送させていただきます。
誤:「川原繫人 著」
正:「川原繁人 著」
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- 2022年04月22日 『言語学者、外の世界へ羽ばたく』ネット書店一覧(ネット書店への取次搬入は5月6日です)
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楽天ブックス
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honto
紀伊國屋書店
ヨドバシカメラ
7net
凡人社
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- 2022年04月21日 『言語学者、外の世界へ羽ばたく〜ラッパー・声優・歌手とのコラボからプリキュア・ポケモン名の分析まで〜』 ISBN978-4-910292-02-1 定価 1100円(税込)内容紹介
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2020年世界をコロナ禍が覆う中、言語学・音声学を専門とし、ポケモン言語学の提唱者である著者が「言語学は社会に役立つか」という問いに正面から挑んだ。「世の中の役に立たない学問は見捨てられてしまうのではないか」と落ち込む著者が、友人の励ましを受け、言語学という世界の殻を破って、言語研究の地平を広げていく。「コロナに関する迷信の打破」を様々な言語に翻訳するプロジェクトに携わり、オンラインという機会を活かしラッパー、声優を授業に招き学生とともに学ぶ。声優・歌手と音声学の新しい可能性を探る。「幸せの認知科学」をオンラインで学ぶ。また、海外の研究者とも共同研究を続け、ポケモンのネーミングに関する大規模オンライン実験を行い、その分析は一流学術誌に掲載される。プリキュア名の分析を通じ新しい統計手法を学ぶ。その姿から本書を通じ、読者に「制約は創造の母である」というメッセージを届ける。
(著者紹介)
川原繁人
University of Massachusetts, Amherstにて博士号修得(言語学)。
University of Georgia (2007‒2008)及び Rutgers University (2008‒2013)を経て、現在、慶應義塾大学言語文化研究所教授。
専門は、音声学・音韻論・一般言語学。
著書に『音とことばの不思議な世界』(岩波サイエンスライブラリー、2015)、『ビジュアル音声学』(三省堂、2018)など。趣味はヨガ、筋トレ、夜の散歩。
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- 2021年12月08日 個人のお客様へ(国内)
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お近くに書店がなく、ネット書店もご利用にならない場合は郵便振替口座をご利用ください。送金手数料と送本代はお客さまのご負担となります。送本代は1冊180円、2冊では370円となります。ご住所をお忘れなくご記載ください。海外に送本を希望される方はネット書店をご利用になるか、日本語の凡人社にお問い合わせください。
郵便振替口座 株)教養検定会議 00120-8-393197
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- 2021年11月30日 ネット書店一覧
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それぞれ下記リンクより、ネット書店で購入できます。
『日本語のふしぎ発見!』
楽天ブックス
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紀伊國屋書店
ヨドバシカメラ
7net
凡人社
『じっとしていない語彙』
楽天ブックス
amazon
honto
紀伊國屋書店
ヨドバシカメラ
7net
凡人社
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- 2021年10月29日 書店様へ:二つの新書が明日発売!
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JRCの注文票ダウンロード・プリントできます。余白にポップ希望、とお書き添えください。
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- 2021年09月30日 書店様へ『じっとしていない語彙』ポップができました
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新書『じっとしていない語彙』は10月30日発売。
ISBN978-4-910292-00-7 C0281 →画像クリックで拡大
定価1000円+税10%
取次 楽天ブックスネットワーク(お取引のあるインターネット書店様のみへの供給となります)
JRC(ポップは注文時にJRCにおもうしつけください)
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- 2021年09月30日 書店様へ『日本語のふしぎ発見!』ポップができました
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新書『日本語のふしぎ発見!』は10月30日発売。
ISBN978-4-910292-01-4 C0281 →画像クリックで拡大
定価1000円+税10%
取次 楽天ブックスネットワーク(お取引のあるインターネット書店様のみへの供給となります)
JRC(ポップは注文時にJRCにおもうしつけください)
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- 2021年07月13日 『日本語のふしぎ発見! ―日常のことばに隠された秘密―』 リベラルアーツコトバ双書1 岸本秀樹 著
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「まえがき」 から一部抜粋
「日本語のふしぎ発見!」は、ことばに隠されたちょっとした不思議や謎の秘密を日常的な場面を通して探っていきます。このアイデアは、いわゆる文法がむずかしいものと考える人が多い中で、どのようにしたら興味を持ってもらえるのかという問いの答えの1つとしての試みです。
本書のエッセイの本題の内容は、主に一般言語学の知見を反映したものですが、日本語を扱っていますので、日本語学や国語学で得られた知見も取り入れています。ただし、それぞれのエッセイに含まれるトピック・題材は、いわば表面をさっとなでるだけで、深い議論には入っていません。もしそのどれかのトピックを深く調べてみると、もっといろいろなことが見えてくるかもしれません。場合によっては、ここで書いていることとは違ったことばの側面が見えたり、それ以外にもまた別の新たな発見があったりするかもしれません。エッセイでは、題材と関係する一般言語学のキーワード(専門用語(英語))にハイライトを入れていますが、これはそのトピックが一般言語学でも興味を持たれ研究されていることを示しています。キーワードをたよりに、その方面の研究を探っていくと、どのような研究がおこなわれているかなどについて情報が得られます。そうすることで、ことばの不思議さについて深く調べたりそれをたよりにさらに自身で考えたりする手助けとなると思います。
エッセイのうしろに付けた「ことばについてもう少し考えてみましょう」は、エッセイと関連した問いかけを入れています。この中には、日本語教師が教える際なんらかのヒントとなるようなものが見つかるかもしれませんし、ことばについて何か論文を書こうとしている学生さんであれば、論文やレポートのテーマとなるものが含まれているかもしれません(実際、似たようなテーマで卒業論文を書いた人もいます。)
エッセイの内容を反映したイラストは、内容を理解した上で、書かないといけないので、けっこう大変ではなかったかと思います。時に何回か修正してもらったりしていますが、本文以上に楽しいものに仕上がっていると思います。
読者のみなさまには、本書に納められたエッセイをクスッと笑いながら読んでいただいく中で、日常的な表現に隠されてはいるものの、よく観察すると思わぬところから滲み出てきている日本語の不思議を体験していただければ大変うれしく思います。
岸本秀樹
9月刊行予定 新書判250ページ 定価1000円+税10%
ISBN978-4-910292-01-4 C0281
印刷 シナノ書籍印刷
取次 楽天ブックスネットワーク JRC