《第46問》
1920年代に、アラビア文字を廃止し、ローマ字を採用した国はどこか?
正解
不正解
- エジプト
- クウェート
- トルコ
- エジプト
- クウェート
- トルコ
- 解説
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1923 年、オスマン帝国のスルタンに代わって政権についたムスタファ・ケマル(アタテュルクともいう)は、憲法を改正してイスラム教から国教の地位を奪い、政教 分離の近代的な国づくりを始めました。改革の波は社会の全分野に及びましたが、言語については、それまでアラビア文字で書かれていたトルコ語をローマ字表 記に転換する政策がとられます。1928年11月3日、ローマ字を公用文字とする法令が公布され、以後アラビア文字は使われなくなりました。これは極めて 急激な改革でしたが、アラビア文字がトルコ語を表記するのに適していなかったこともあり、比較的スムーズに移行することができたといわれています。