《第44問》
1930年に、日本語のローマ字つづり方を一定させるため、国が設けた議論の場の名称は何か?
正解
不正解
- 臨時ローマ字調査会
- ローマ字綴方審議会
- 国定ローマ字ニ関スル諮問会議
- 臨時ローマ字調査会
- ローマ字綴方審議会
- 国定ローマ字ニ関スル諮問会議
- 解説
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臨時ローマ字調査会は、1930年11月25日に公布された官制(国家機関の組織等に関する規定)によってつくられました。三十数人の委員によって審議が 進められ、6年後の1936年(昭和11年)6月の第14回総会で最終案を議決します。審議の争点は日本式とヘボン式の優劣をめぐる問題でしたが、結局、 日本式に少しの改変を加えたものが国定のつづり方と決定しました。それが1937年9月21日に内閣訓令として発表されたので、このつづり方は普通「訓令 式」と呼ばれます。「ち」をti、「じゃ」をzyaとつづる方式です。