《第42問》
次の医学の分野のうち、ローマ字書きの専門書が出版されたことがあるのはどれか?
正解
不正解
- 耳鼻咽喉科
- 皮膚科
- 産科
- 耳鼻咽喉科
- 皮膚科
- 産科
- 解説
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櫻根孝之進(さくらね・こうのしん)という人が1913年(大正2年)に『Hifubyogaku』という本を出版しています(吐鳳堂刊)。櫻根(1870~1950)は 大阪医学校(大阪大学医学部の前身)の初代皮膚科教授を務めた医学者です。「帝国ローマ字クラブ」を主宰し、ヘボン式ローマ字運動を活発に展開しました。 櫻根にはほかにも『Kwaryubyogaku』(「花柳病」は梅毒のこと。1916ローマ字ひろめ会刊)、『Romaji Mannyoshu』(日下部重太郎との共著。帝国ローマ字クラブ刊)など、ローマ字書きの著作があります。