《第97問》
数字の 7 は幸運な数字とされるのはなぜでしょうか?
正解
不正解
- アメリカの大リーグの野球選手で7の背番号をつけている選手がよくホームランを打ったから
- 聖書のなかに「神が7日目を安息日として祝福した」という記述があるから
- セブンという音の響きがよいから
- アメリカの大リーグの野球選手で7の背番号をつけている選手がよくホームランを打ったから
- 聖書のなかに「神が7日目を安息日として祝福した」という記述があるから
- セブンという音の響きがよいから
- 解説
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欽定訳聖書の「創世記」(Genesis) 1章1節から31節に神が6日間で天地を創造したことが述べられています。そして2章2節と3節に次の英文が見られます。
Genesis 2.2 And on the seventh day God ended his work which he had made; and he rested on the seventh day from all his work which he had made.「神はその創作の仕事を7日目に完了し、7日目に全ての創作の仕事を休まれた」
Genesis 2.3 And God blessed the seventh day, and sanctified it; 「神は7日の日を祝し、それを聖しとされた」
この引用から明らかなように、7日目は神が安息日として祝福した日なのです。聖書には7を含む表現が多く見られます。例えば、「7つの大罪」、「7つの海」など。野球でいうラッキー・セブン(正しくは the lucky seventh)は、かつてアメリカ大リーグの野球チームのジャイアンツ(New York Giants)が偶然いつも7イニング目に運が回ってきたことに由来するようです。
一方、13という数字は不吉な数字とされています。これはキリスト最後の晩餐の時の人数が13名であったことに由来します。キリスト教国ではホテルの部屋番号に13号室、飛行機の座席番号に13などはありません。
聖書とは関係ありませんが、日本ではホテルの部屋番号に4とか9という番号がない場合がありますね。これは、音声的に、4が「死」を、9が「苦」を連想させるためのようです。