《第74問》
kick the bucketが「死ぬ」という意味になるのはなぜでしょうか?
正解
不正解
- ここでの「死ぬ」は「野垂れ死にする」ことで、首をくくる時に、台にしていたバケツを蹴ることから
- bucket が方言で「死」を意味したことから
- bucket を蹴るつもりが人を蹴って死に至らしめたことから
- ここでの「死ぬ」は「野垂れ死にする」ことで、首をくくる時に、台にしていたバケツを蹴ることから
- bucket が方言で「死」を意味したことから
- bucket を蹴るつもりが人を蹴って死に至らしめたことから
- 解説
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kick the bucketがなぜ「死ぬ」という意味になるかについては二つの説があります。よく言われている説は、自殺願望の人が自分で首に縄をかけて、バケツの上に立ち、そのバケツを足で蹴ることから「死ぬ」という意味が生じたとされるものです。このような「死」はあまり普通ではありませんから、「野垂れ死にする」という意味になります。次のような英文が見られます。
Despondency may make you kick the beam and the bucket at once.
(Thomas Hood, Hood’ Own)「落胆すると、梁が跳ね上がるだけではなく、死ぬことにもなる」(『英語慣用語源・句源辞典』松柏社、2000: 212から引用)
参考までにもう一つの説も記しておきます。bucketとは豚が屠殺されるときの枠であり、豚が死ぬ前に苦しさからそのbucketを蹴飛ばしたことから「死ぬ、野垂れ死にする」という意味になったというものです。