《第56問》
My teacher is eyed. 「先生に目がある」はなぜ非文になるのでしょうか。
正解
不正解
- 目のない人はいないのに「目がある」は不自然だから
- eyed という過去分詞はないから
- 名詞 eye に -ed が付加されることはないから
- 目のない人はいないのに「目がある」は不自然だから
- eyed という過去分詞はないから
- 名詞 eye に -ed が付加されることはないから
- 解説
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人間に目があるのは当然のことであるから、My teacher is eyed. 「先生に目がある」という表現は実に不自然となります。言語学的に言えば、当たり前のことを言っているのですから、情報価値はゼロとなり、この種の表現は非文となります。従って、例えば、My teacher is wide-eyed. 「先生は(目を大きく開いて)びっくりしている」とすれば、正しい英文となります。wide-eyed は情報価値のある表現だからです。
人間や多くの動物には目がありますから eyed は 不適切ですが、目のない(孔のない)場合もある物であれば、eyed は可能です。例えば、 an eyed needle 「孔のある針」は適格な英語表現となります(影山〈1999: 33〉を参照)。