《第12問》
sun と son は発音が同じなのに綴りが異なるのはなぜですか。
正解
不正解
- 本来同じ綴りであったが、区別する必要から o と u にしたため
- 本来同じであったが当時の人たちが間違えて綴ったため
- sun は英語本来の語であり、son は外来語であるため
- 本来同じ綴りであったが、区別する必要から o と u にしたため
- 本来同じであったが当時の人たちが間違えて綴ったため
- sun は英語本来の語であり、son は外来語であるため
- 解説
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sun も son も英語本来の語であり、古英語では sun は sunne、son は sunu と綴られていました。 強強勢はともに súnne と súnu であり、最初の u にあったため、後ろの -(n)e と –u は弱く発音されて、やがて綴り字からも消滅し、その結果同じ綴りの sun になりました。15世紀から17世紀頃には [ u ] → [ ʌ ] という音変化が起こり、sun [ sʌn ] となりました。綴りの違いですが、問題6 でも説明しましたように、m、n、u、v、w に接している u は紛らわしいので、o と綴るようになりました。しかし、これでは son になるだけで区別がつきません。そこで、一つだけ u を o にしたのです。これによって、発音は同じでも綴りの異なる sun 「太陽」と son 「息子」が生まれました。