リベラルアーツ英語検定クイズロミオとジュリエット > 2015年03月05日更新分(3/3)

《第24問》
ジュリエットの誕生日は何月と推定できるか?

正解

不正解

解説

第一幕第三場の乳母の台詞に “Come Lammas-eve at night shall [Juliet] be fourteen” (1.3.18) というくだりがあり、これがジュリエットの誕生日を特定するヒントとなっている。松岡訳では「収穫祭の晩がくればお嬢様は十四歳」となっていてLammas-eveの意味が紛らわしいのだが、新ケンブリッジ版の注釈によると、Lammas-eveとはLammas-tide(八月一日)の宵祭、つまり七月三十一日を意味する。

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Lammasはイングランドの古い教会暦における一年で最初の麦の収穫を祝ってパンを奉献する祭りであった。アーデン版の注釈は、「早熟(した麦)のイメージがジュリエットの誕生とうまく呼応している」と指摘している。また、同じ注釈は、シェイクスピアは「ジュリエットという名前のヒロインを種本から受け継いだので、このヒロインの誕生日を七月にしたのかもしれない」というリチャード・ホスレー(Richard Hosley ed., Romeo and Juliet, 1954)の説を紹介している。

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