《第6問》
『青矢号──おもちゃの夜行列車』(ジャンニ・ロダーリ作 関口英子訳 岩波少年文庫 2010年刊)は、おもちゃたちが電気機関車青矢号に乗りこんで、魔女ベファーナのもとを逃げ出し、貧しい少年の家をめざす話だ。しかし、深い水たまりに突っこむアクシデントが。さて、この危機をおもちゃたちはどう乗り切ったか?
正解
不正解
- おもちゃの帆船を浮かべ、それに乗って渡った
- おもちゃの飛行機に何往復もして運んでもらった
- おもちゃのブロックで橋を作り、それを渡った
- おもちゃの帆船を浮かべ、それに乗って渡った
- おもちゃの飛行機に何往復もして運んでもらった
- おもちゃのブロックで橋を作り、それを渡った
- 解説
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客車の窓まで水につかった青矢号を救ったのは、ブロックセットの技師長と職人たちだった。鉛の兵隊たちも手伝って、水たまりの向こう岸にかける橋が完成。青矢号は再び走り始める。
より詳しい解説を読むイタリアではサンタクロースではなく、魔女ベファーナが良い子にプレゼントを配るという言い伝えがあるそうだ。悪い子の靴下には炭(のように見える黒いお菓子)を入れるとか。貧しい家にはプレゼントを配らないベファーナのいいなりになるのを嫌って、おもちゃたちは青矢号に乗りこんだが、大きなネコは襲ってくるし、ベファーナは追いかけてくるし‥‥無事に少年の家にたどり着けるだろうか。『チポリーノの冒険』や『パパの電話を待ちながら』などで有名なイタリアを代表する児童文学作家ロダーリの心温まる名作。