《第58問》
両親、祖母を相次いで亡くし、孤児となったアンナは、プレストン夫妻の養女となる。『思い出のマーニー』(ジョーン・G・ロビンソン/作 松野正 子/訳 岩波書店)は、そのアンナが喘息の転地療養のため、海辺の村に来るところから始まる。さて、入江を散策するアンナにはいそしぎの鳴き声がなんと聞 こえたか?
正解
不正解
- あたしの家に帰ろー、帰ろー
- あたしはひとり、ひとりぼっち
- あたしをかわいそうだと思ってよ、思ってよ
- あたしの家に帰ろー、帰ろー
- あたしはひとり、ひとりぼっち
- あたしをかわいそうだと思ってよ、思ってよ
- 解説
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「ピティー ミー! オー、ピティー ミー!」という鳴き声が「あたしをかわいそうだと思って」と聞こえるほど、アンナは孤独だった。やがて、入江に面し た古い洋館、長い間空き家になっていた「しめっ地やしき」でアンナは謎の少女マーニーに出会う。マーニーはアンナが作り上げた空想の少女なのか、それとも 実在の人間なのか‥‥意外な結末が待っている。