《第57問》
『床下の小人たち』(メアリー・ノートン/作 林容吉/訳 岩波書店)は、台所の床下で暮らす小人たちの物語。人間から借り暮らしをしている小 人たちの生活は工夫に満ちている。腕時計は壁掛け時計に、すいとり紙はじゅうたんに、そして切手は部屋を飾る絵だ。さて、火はどのように使っていたか?
正解
不正解
- 石炭とロウソクのかけらを燃料にした暖炉
- 人間の使うガス管から配管したガスコンロ
- 電池による手作り電気コンロ
- 石炭とロウソクのかけらを燃料にした暖炉
- 人間の使うガス管から配管したガスコンロ
- 電池による手作り電気コンロ
- 解説
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リンゴしぼり器の歯車を利用して作った暖炉で、上には煙出しとして小さなじょうごがさかさに取りつけてある。マッチの軸を薪にし、炎を絶やさないように、石炭の粉とロウソクの細かいかけらを継ぎ足す。
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この清潔で温かな家に住む小人の家族、ポッドとホミリー、そして娘のアリエッティは、人間に見られたため、安住の地を求めてさすらうこととなる。
『野に出た小人たち』『川をくだる小人たち』『空をとぶ小人たち』『小人たちの新しい家』の全5冊シリーズ。2010年にスタジオジブリによりアニメ化された。日本に舞台を移し、「借りぐらしのアリエッティ」という題になっている。監督は米林宏昌。なお、映画美術監督の種田陽平が小人の部屋を再現した「借りぐらしのアリエッティ×種田陽平展」が開催され、各地の美術館を巡回した。