《第51問》
園庭のないわらしこ保育園が神社や原っぱ、山を運動場にして遊ぶ『ダンプえんちょうやっつけた』(古田足日・田畑晴一/作 童心社)では、海賊 ごっこのルールを4つ決めている。最初の海賊ごっこでは、ダンプ園長は海賊ごっこを見ている人になった。2回目の海賊ごっこでは、園長は「わるーい」正義 の味方になって、わらしこ海賊の宝物を取りに来る。さてその時、子どもたちが相談して、園長に不利になるので削ったルールは次のうちどれか?
正解
不正解
- 2度切られたら死ぬ。1回切られただけでは死なない
- 死んでも、生きている人がタッチしてくれたら、生き返る
- 船は段ボールの箱。でも、箱が少ないから自分が船になって、竹の棒を櫂にして漕いでもかまわない
- 2度切られたら死ぬ。1回切られただけでは死なない
- 死んでも、生きている人がタッチしてくれたら、生き返る
- 船は段ボールの箱。でも、箱が少ないから自分が船になって、竹の棒を櫂にして漕いでもかまわない
- 解説
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園長は1人なので、タッチしてくれる人はいない。だから「タッチしても生き返ることなし」にした。園長をやっつけようとはりきる年長組9人の子どもたちとダンプ園長の攻防は楽しい。石巻市の保育園の実践を素材として創作された絵本で、『おしいれのぼうけん』に続く古田・田畑コンビによる名作。