《第27問》
魚住直子のデビュー作『非・バランス』(講談社)で、中学生の「わたし」が、小学校時代にいじめられた相手の家に抗議に乗り込むときにしたことは?
正解
不正解
- 緑色のレインコートを着る
- 黒い魔女の服装をする
- ピンクのバンダナを巻く
- 緑色のレインコートを着る
- 黒い魔女の服装をする
- ピンクのバンダナを巻く
- 解説
-
小学校時代いじめにあい、中学では友だちは作らないと決めた「わたし」。しかし、年上の女性サラさんと出会い、学校でも家でもない場所と関係を通して、しだいに心の傷を癒し、自分をいじめた相手とも勇気をもって向き合いはじめる。緑の服をきた「ミドリノオバサン」と会えば願い事が叶うという都市伝説を聞いたサラさんは、「わたし」に緑色のレインコートを作ってくれるが、そのサラさん自身も心の闇を抱えていた。いじめがあたりまえの学校、無関心で無力な家族を背景に、子どもも大人も生き悩む時代をとらえた作品。