《第25問》
1946年から続いている雑誌『日本児童文学』は、1978年5月号で「タブーの崩壊」という特集を組んでいる。それまで児童文学では避けられ「タブー」とされてきた題材が日本でも描かれ始めた時代を象徴する特集だが、そこで「タブー」として取り上げられていない題材はどれか。
正解
不正解
- 天皇制
- 性
- 離婚
- 天皇制
- 性
- 離婚
- 解説
-
この特集が組まれた頃から、日本の児童文学でも、子どもたちをとりまく暗い側面が題材として作品に描かれるようになっていくが、そうした題材の代表的なものとして「性・自殺・家出・離婚」の4つが、特集の副題であげられていた。一方、「天皇制」のような政治的な内容、お金に関する経済的な内容、犯罪的行為などは、今なお子どもの本では「タブー」となっている題材かもしれない。