《第3問》
日本では、1946年に当用漢字を制定したとき、当用漢字で採用された新字体に対してそれ以前に慣用されていた字体を旧字体と呼ぶようになりました。中国では、簡体字という従来の漢字を簡略化した字体体系を使用しています。それ以前、日本の旧字体とほぼ同じ漢字の字体を使っていました。さて、中国では、いつ頃から簡体字に関する関連法案が頒布されたのでしょうか?
正解
不正解
- 日中戦争直後1945年~1949年
- 建国と同時 1949年
- 発展期の1950年代~
- 日中戦争直後1945年~1949年
- 建国と同時 1949年
- 発展期の1950年代~
- 解説
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1951年、中国の革命の指導者毛沢東は「漢字は必ず改革し、世界の文字に共通する表音文字の方向に進まなければならない」との指示を出しました。それを受け、いろいろな議論を重ねたうえで、1955年に『漢字簡化方案草案』を発表しました。翌年1956年1月、この草案を基に『漢字簡化方案』が中国の国務院より公布され、514字の簡体字と54の簡略化された偏や旁が採用されました。ちなみに、中国の簡体字の規定には、日本の当用漢字を参照したと言われています。