《第64問》
「モモちゃんとアカネちゃん」シリーズの第1巻『ちいさいモモちゃん』(松谷みよ子/作 講談社)では、黒ネコが「このおうちの子にして」とやってくる。さて、この黒ネコ「プー」の名前はどうしてついたか?
正解
不正解
- モモちゃんが「プー、プー、プーや」と呼んだので
- ママが「プーとふくれるところが可愛いのね」といったので
- ネコが自分で「ぼく、クマのプーさんに似てるでしょ」といったので
- モモちゃんが「プー、プー、プーや」と呼んだので
- ママが「プーとふくれるところが可愛いのね」といったので
- ネコが自分で「ぼく、クマのプーさんに似てるでしょ」といったので
- 解説
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「なまえはママが、クーとつけました」
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でも、モモちゃんがしっぽをひっぱって「プー、プー、プーや」といったので、「クー」から「プー」になったのでした。モモちゃんが「ンマ」の次にしゃべった言葉がそれでしたからね。
32年に亘って書き継がれた全6巻のシリーズは、モモちゃんと妹のアカネちゃん、働くママ、やがて離婚するパパの4人家族と、黒ネコプー、タッタとタアタの双子の靴下も登場し、雪女の出て来るエピソードもある連作短編のファンタジーである。子どもの視点から描かれているので、大人になってから再読するとまた新しい発見があるだろう。このシリーズの他に『ふたりのイーダ』をはじめとする「直樹とゆう子」の5部作、『現代民話考』『龍の子太郎』など、数々の名作を残した松谷みよ子は2015年2月に89歳で亡くなられた。