リベラルアーツ子ども検定クイズ中国の漢字事情100問 > 2020年02月13日更新分(1/1)

《第6問》
明治時代の日本知識人たちは、当時日本で主流だった漢学の中で、中国の古典籍から既成語彙を使って、ヨーロッパの言語を翻訳することにあたりました。例えば、「経済」という言葉は、もともと「経世済民」という古来中国で使われていた言葉を略して、作ったといわれます。
以下の言葉の中で、中国の古典から取った例ではないのはどれでしょうか。


正解

不正解

解説

取締はもともと和語でありながら、そのまま中国語の中に入り、中国語の漢字音で定着していました。このように、中国の古典によらず、日本で新たに作られた漢語で中国語に入った言葉は、「打消(うちけし)」、「手続(てつづき)」、「引渡(ひきわたし)」、「倶楽部(クラブ)」、「瓦斯(ガス)」などが挙げられます。

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