《第3問》
「ぐち」は「くち」から変異したものであるが、そのような変異を表わす言語学の用語はどれか。
正解
不正解
- 有声化
- 連濁
- 連声
- 有声化
- 連濁
- 連声
- 解説
-
日本語における「あお」と「そら」が複合されると「あおぞら」になるように、和語と同根を共有する語彙においても連濁が起こる。しかしながら、「くさばな」(草花)が示すように、「は」とその濁音「ば」におけるh音とb音の間では有声化の関係をみられない。むしろ、「ぱ」と「ば」におけるp音とb音との間に有声化の関係はみられる。