《第93問》
キャサリン・パターソン/作『ガラスの家族』の主人公は、3つの時から里親の家を転々としている里子のギリー。彼女はどんな女の子か。
正解
不正解
- 傷つきやすく、動物としかしゃべらない女の子
- 空想好きで、話し出したらとまらない女の子
- 大人や周囲の人をおろおろさせてやろうと、策を巡らす女の子
- 傷つきやすく、動物としかしゃべらない女の子
- 空想好きで、話し出したらとまらない女の子
- 大人や周囲の人をおろおろさせてやろうと、策を巡らす女の子
- 解説
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本作の原題は「THE GREAT GILLY HOPKINS(偉大なるギリー)」。その題が示す通り、里親の家を転々としてきたギリーは、11歳にして大人を出しぬく知恵と、拳の強さを合わせ持つたくましい女の子。実母と暮らすことを夢見て、だれにも心を許すまいと生きてきた。しかし、新しく里親になったトロッターさんや、里子のウィリアム、隣に住む盲目の老紳士や黒人女性の学校の先生などと出会う中で、生活の温かさや必要とされる喜びなどを知っていく。自身も里子を育ててきた作者による「家族」とは何かを問いかける物語。