リベラルアーツ子ども検定クイズ児童文学 > 2015年01月01日更新分(31/34)

《第39問》
寄宿学校の生徒14人と見習い水夫の計15人と犬が無人島に漂着し、困難を乗り切って帰還するまでを描いたジュール・ヴェルヌ作『二年間の休暇』。この15人のうち、最年少の子は何歳か。ちなみに見習い水夫は12歳。

正解

不正解

解説

8歳が1人、8歳半が1人、9歳が2人、10歳が1人、12歳が3人、12歳半が2人、13歳が4人、14歳が1人という年齢構成になっている。無人島の冒険譚+学校ものの面白さで、ヴェルヌの作品の中でも人気が高い。この作品は明治29年に森田思軒により『十五少年』として翻訳されたので、『十五少年漂流記』というタイトルがなじみ深い。最近は原書どおり、『二年間の休暇』と訳されることが多く、最新訳は岩波少年文庫(私市保彦訳 2012年刊)がエッツェル版からの完訳で、ブネットによる挿絵も全て掲載している。

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