《第33問》
吉野源三郎/作『君たちはどう生きるか』(ポプラ社ほか)は、中学2年生の少年とその友人たちとの物語を通して、人間の社会や歴史、ものの見方や生き方を考える子ども向けの哲学の本。この主人公に、コペルニクスからとったコペルくんとあだ名をつけたのはだれか。
正解
不正解
- 小学校の担任の先生
- お母さんの弟であるおじさん
- 亡くなったお父さん
- 小学校の担任の先生
- お母さんの弟であるおじさん
- 亡くなったお父さん
- 解説
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この作品は、コペルくんの日常の出来事に、「おじさんのノート」がさしはさまれながら展開していく。亡くなってしまったお父さんのかわりに、時々家に遊びに来るおじさんが、コペルくんのさまざまな経験について、普遍的な言葉で解説してくれるそのノートにより、コペルくんの考えもより広がっていくのだ。もとの作品が書かれたのは昭和の始めだが、貧しい友だちへのいじめや、友だちを裏切ってしまったコペル君の悩みなど、その内容は今も古びていない。