リベラルアーツ子ども検定クイズ児童文学 > 2016年06月02日更新分(1/1)

《第75問》
『やかまし村の子どもたち』(アストリッド・リンドグレーン/作 イロン・ヴィークランド/絵 大塚勇三/訳 岩波書店)は、『長くつ下のピッ ピ』と同じ作家の作品。家が3軒しかない小さな村に住む女の子3人、男の子3人、合わせて6人の子どもたちが、思いっきり遊んだり、家の手伝いをしたり、 別の村にある学校に通ったりして過ごす毎日を、7歳の女の子リーサが語る。あるとき男の子たちが、ほし草のなかに秘密のほらあなを作ったと自慢した。リー サたち女の子はほらあなを見つけ出そうと探し回るが、なかなか見つからない。ほらあなの地図が別なところに隠してあるというのだが、はたしてどこにあったか?

正解

不正解

解説

並びあって建つ3軒の家のうち、中屋敷と南屋敷の間にある大きなボダイジュの木は、2階の子どもたちの部屋の窓まで枝がのびてお り、片方の家の窓から隣の家の窓へと木をつたってわたることができる。この木の幹の、もう小鳥のいなくなった巣穴に隠してあった地図をリーサが見つけて、 女の子たちは男の子たちの作ったほし草のほらあなを発見することができた。
続編に『やかまし村の春・夏・秋・冬』『やかまし村はいつもにぎやか』がある。

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