《第5問》
『ムーミン谷の仲間たち』(ヤンソン 山室静訳 講談社文庫 2011年新装版)は「ムーミン」シリーズ唯一の短編集で、9編が収められている。だが主役のはずのムーミン・トロールが登場するのは9編中3編のみ。なかには「スニフとセドリックのこと」のように、会話の中に名前だけが出るという作品もある。それも「あれはムーミン・トロールのせいなんだい。(略)あいつ、ぼくをペテンにかけたんだ」‥‥。それでは、次の作品の中で、名前だけではなく、ムーミン・トロールが登場するのは、どれか?
正解
不正解
- 「春のしらべ」
- 「ぞっとする話」
- 「世界でいちばんさいごの竜」
- 「春のしらべ」
- 「ぞっとする話」
- 「世界でいちばんさいごの竜」
- 解説
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「世界でいちばんさいごの竜」は、ムーミン・トロールが小さな竜を捕まえた話。でもその竜はスナフキンを好きになる。悲しみをこらえて放してやるムーミンがいじらしい。b「ぞっとする話」は、空想好きのホムサが主人公。a「春のしらべ」は、旅の途中のスナフキンがムーミン谷を思い出す場面と、はい虫との会話の中にその名が出てくるだけで登場はしない。