リベラルアーツ子ども検定クイズ沖縄語検定 > 2018年09月06日更新分(1/1)

《第31問》
沖縄語の「あっちゅん」は「世界を股にかけて歩く」(または、古語の「ありく」)のような使い方が原義だが、その意味とは現代日本語のどれか。

正解

不正解

解説

竹取物語では、かぐや姫から無理難題を押しつけられた皇子たちが船に乗って宝物を探しまわることを「ありく」と表現している。同様に、沖縄語でも、〈歩く〉の意味以外に「とぅちーぬ あっかんなとーん」(時計が動かなくなっている)、「あっちんしぇーみ?」(お元気でいらっしゃいますか)のように使われ、合成語「うみ あっちゃー」の意味は〈海を歩く人〉ではなく〈海を働き場としている人〉になり、b の意味が原義である。

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