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《第3問》
現代トルコ語のラテン文字(ローマ字)アルファベットの中に、母音を表す文字はいくつあるでしょうか。


正解

不正解

解説

この問題以降、現代トルコ語を簡潔に「トルコ語」と呼ぶことにします。
さて、ラテン文字(ローマ字)表記となったトルコ語ですが、母音をあらわす文字は順番にA (a), E (e), I (ı), İ (i), O (o), Ö (ö), U (u), Ü (ü)の、合計8個(カッコ内は小文字)あります。
それぞれの文字の発音を正確に説明するとなるとやや専門的な話になってしまいますが、ここでは勝田茂『トルコ語文法読本』(1986年、大学書林刊)を参考に日本語で近い音をそれぞれ挙げてみましょう。
Aは「ア」、
Eは「エ」、
I(これは上に点のない文字で、İと区別されていることに注意しましょう)は唇を水平にひろげて「ウ」、
İは「イ」(大文字ですが、点がついているところに注目しましょう)、
Oが「オ」、
Öは唇を「オ」のときのようにしながら「エ」と発音すると近くなります(俗に、「『オ』と『エ』の中間の音と言われたりもします)、
Uは唇を丸くして突き出すようにしながらの「ウ」、
Üはやはり唇の形をして「イ」と発音する

といったところです。参考までに、トルコ語の各文字の発音については、東京外国語大学のトルコ語発音モジュールのページなどが参考になります(実際の発音も聞くことができます)。
http://www.coelang.tufs.ac.jp/mt/tr/pmod2/2-2/1.html
なお、チュルク諸語(トルコ語を含めた、ユーラシアの広い範囲で話されている同族の各言語)には2020年現在、トルコ語の他にもラテン文字(ローマ字)表記をする言語があります。たとえばa)の「6個」はウズベク語ラテン文字アルファベットでの母音の数、c)の「9個」はトルコ語と非常に近い関係にあるアゼルバイジャン語アルファベットでの母音文字の数です。

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