リベラルアーツ日本語検定クイズローマ字 > 2014年12月25日更新分(1/3)

《第40問》
1989年に出版された小説『TUGUMI』は、書名がローマ字だけでつづられていることで人目を引いたが、この作品の作者はだれか?

正解

不正解

解説

TUGUMI は、主人公の少女・山本つぐみの名から来ています。よしもと(当時は「吉本」と表記。1964~)は、評論家・吉本隆明の次女として東京都に生まれた作 家。作者がヘボン式のTSUGUMIを排して訓令式(日本式)のTUGUMIというつづりを採った理由は不明であるが、ある種のこだわりが感じられます。 なお本書のヨーロッパ語への翻訳書では、いずれもTSUGUMIのスペリングが採用されています。

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